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内浦の祭り

 この地域は人口が少ないために、各地区が協力し合います。その力が大きく発揮されるのが「お祭り」なのです。環境を生かしたものや、地域の方や組合の方が協力して主催するお祭りなど、観光客の方や地域の方をたぎらせるお祭りが数多く存在します。それでいて、自分たちの地域の特性を入れた内浦でしか味わえないお祭りがあります。

 ここ内浦は、地形的に波が穏やかで、適度な深さもある恵まれた湾です。そのため魚種が豊富で養殖業も盛んです。内浦で養殖されたおいしい魚の味を知ってもらうために、漁業協同組合による活動の一つとして、毎年春と秋の2回、「活あじ祭」が開催されています。

 内浦では、自分たちの地域の伝統を後世に残し続けるため、大人から子どもへ伝統が引き継がれています。その一つが、三津地区で行われている太鼓です。毎年、7月のお祭りでは、子どもからお年寄りまで大勢が集まり、太鼓を楽しみます。ぼくたち三津子供会による「太鼓」を、ぜひ見に来てほしいと思います。

 毎年8月最初に行われる奥駿河湾海浜祭は、花火が有名です。なぜかというと、見ているすぐ近くの海面から打ち上げられるるからです。他では滅多に見ることができません。夜空に光り輝く花火と、海面に反射する花火で、美しさは倍増します。

 内浦は、昔から漁業で成り立ってきた地域でもあります。そこで、毎年4月に、大瀬の神様へ豊漁と安全を祈願するお祭りがあります。それが大瀬祭りです。毎年、船に乗った男の人たちが女装して踊る様子が人気です。船からまかれるお餅をめあてに集まる地元の人も多いです。船が集まる内浦港には、たくさんの人が来るので、売店もにぎやかになります。

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