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内浦のひもの

 沼津は、全国でも魚の水揚げ量が多い町です。その中でも内浦は、魚がおいしいと有名です。その魚でひものを作ると、脂が乗ってとてもおいしいものができます。外国の魚に比べれば大きさは小さいですが、アジは国産の方がおいしいです。ここ内浦は魚の町ならではの店が多くあります。冬になるとどこの店でも、店の前で天日干しをしています。潮のにおいが少し残るアジのひものを、ぜひ食べてください。

 ひものとは、魚をさばいて干したものです。干すと魚が腐りにくくなります。主にひものは、アジを使い天日干しにします。内浦の上品な脂の乗ったひものを食べてみませんか?

 内浦には、この周辺でしか食べられないひものがあります。キンメやエボダイなどは、都会のスーパーにはめったに出回りません。ぜひ内浦に来て、食べたことのない味を楽しんでください。

 ここ内浦は、海が近くにあります。内浦漁協や沼津魚市場に、ほぼ毎日仕入れに行きます。捕りたての新鮮な魚は、脂の乗りが全然違います。しかも、駿河湾は日本一魚種が多いので、珍しい魚を食べてみてください。

 内浦の地域には、なんと7店ものひもの屋があります。どの店もなんといっても自慢は「あじのひもの」です。内浦に来れば各店の食べ比べができます。ぜひやってみてください。

© 2014-15 沼津市立内浦小学校6年1組

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